昨日アップロードした上の写真の,右側に写っている真空管です.こちらはストロボ放電管と呼ばれるもので,詳しくは知りませんが陰極線をガスに当てて光らせているようなものと思います.今回購入したのは新しいタイプのもので,数がたくさんあるということで安かったのですが,古いものに比べて放電が起こる長さが小さいのが個人的には少しかなしいところです.
とりあえず光らせてみたかったのですが,私は只今実家に帰省しており,電源を何も持ってきていないので困ってしまいました.そこで,家に使い終えたライターがあったので,とりあえずそこから圧電素子を取り出して高圧電源にしようと考えました.また,ワニ口クリップ等もなかったので細く切ったアルミホイルをねじって配線を作りました.頑張って圧電素子を押すと以下のような感じの放電に.
これではいかんと思いました.なにか,使い捨てカメラの昇圧基板なんかがあればなぁと.そう考えていたところで,カバンの中に自作のガイガーカウンタがあることに気がつきました.このガイガーカウンタは使い捨てカメラの昇圧基板を使っており,GM管を取り外せば300Vくらいの簡易高圧電源くらいにはなります.そしてこれを使って放電させてみたものがこちら.
うーむ・・・陽極側に放電が伸びているようではあるのですが,きれいなビームのようには見えないですね.電圧が不足しているのか,そもそもこんなもんなのか・・・.実は古いタイプのストロボ放電管が動作している様子を見たのですが,きれいにビームのような放電が見えたのです.そういう感じがいいのです.
勝手な想像ですがもうちょっと強い放電が見られると思っているので,家に戻ったらもう少し高い電圧で実験してみたいと思います.それでは,До свидания.(ロシア語の単位が落ちているか否かのギリギリかと思っていたら意外と良い成績でうれC)
0 件のコメント:
コメントを投稿