2016年8月26日金曜日

ストロボ放電管 その2

 今日もストロボ放電管を光らせて遊んでみました.前回は使い捨てカメラの昇圧基板を用いて放電管に300V程度かけていました.このとき使った基板は"写ルンです"のもので,前回はアルカリ乾電池1本の1.5Vで使用していました.しかしこの基板は,アルカリ乾電池2本直列,すなわち3.0Vでの使用が可能なのです(状況によるかも).その場合,出力は600~700Vほどになります.今回は乾電池2本を用いて実験してみました.電圧が前回よりも高いために,より明るい放電が観察できるのではないかと考えました.結果は以下のような感じ.


 写真では少しわかりにくいですが,少し明るくなりました.しかしながら,放電は一番上の電極まで伸びていません.この放電管はプレートのような部分が2枚あり,それぞれ円盤の中心に穴が開いています.この2枚のプレートは同電位になっています.私は,ちょうどいい電圧を加えると2枚のプレートの間にも光の柱ができるものと勝手に想像しています.そうなるためにはもう少し電子を加速して,1枚目のプレートにすべての電子を吸収させずに2枚目のプレートにたどり着かせる必要があるのではないかと考えています.

 それと,そもそもこのプレート側が陽極なんだろうか?と思って逆向きに電圧をかけてみました.すると・・・.

 こっちのほうが明るい!?うーむ...なんでしょうかこれは.実はこの放電管,型番で検索してみても詳細が出てこなかったため使い方がいまいちよくわかっていないのです.

 なんにしても,実家ではまともな実験ができません.下宿先に戻ったらもう少しいろいろな電圧で実験ができるかと思います.ちなみに今回の実験風景はこんな感じ・・・

 

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