前回練った粘土が乾きましたので
炉に入れて焼いてみました.まずは大きい方から
素焼きは一体どれくらいの時間,どれくらいの温度で焼くんだろう?そんなことさえわからなかったので一回目は様子見.この炉は600W電熱線の出力を秋月調光器で調節して使っています.温度計はついていないので頼りになるのは調光器のツマミのみ.とりあえず,ツマミがフルパワー時の1/3の位置で10分,その後1/2に切り替えて10分,また1/3に戻して10分,といった具合でやってみました.焼いている途中に炉の蓋を開けてみると・・・
黒くなってる!
加熱を終え,触れるくらいまで冷えたら炉から取り出しました.
外側の高温になる部分は黒くないので,全体が黒くなくなるまで加熱する必要があるのかな?と思いました.また,非常にもろく,内部も真っ黒でした.軽くなってはいるものの成功とは言い難い・・・
では,次の小さい方はもっと長時間焼いてみましょう.ときどき炉の蓋を開けて内部を確認しながら焼きました.
結局,全体が黒くなくなるまでハーフパワーで2時間かかりました.炉も調光器の放熱板もアツアツ.
その後1時間くらい冷やし,炉から完成品を取り出してみました.
これぞ素焼き,といった素晴らしいレンガ色.素焼きはこれでよさそうです.ヤッタネ!
今後はこれに釉薬を塗り,本焼きをします.すでに釉薬は作り始めているので,容器を倒してこぼさなければ次回は釉薬の記事になるかと思います.