2016年8月8日月曜日

ヨードチンキ脱色

 ニコニコp・・・海苔巻です✌
 前回の続きとしてヨードチンキの脱色のお話をします.

 ヨウ素溶液の脱色の原理については前回お話したとおりですが,それを利用してヨードチンキを脱色する反応で有名なものには,アスコルビン酸のほかにチオ硫酸ナトリウムを用いるものがあります.
 ヨウ素とチオ硫酸ナトリウムの反応は以下のような反応です.
2 Na2S2O3 + I2 → Na2S4O6 + 2 NaI

 ここで,ヨウ素がナトリウムと結合してヨウ化ナトリウムを作っていることに注目します.ヨウ化ナトリウムの溶液はヨウ化ナトリウムと電離したナトリウムイオン,ヨウ化物イオンを含みますが,いずれも無色です.また,もう一つの生成物であるテトラチオン酸ナトリウムとかいうやつも無色のようです.つまり,ヨウ素がすべてこの反応に使われれば,溶液の色は無色になるはずです.

 それでは実践タイムといきましょう.

 ヨードチンキと,チオ硫酸ナトリウム(ハイポと呼ばれ,熱帯魚などの飼育に用いられるカルキ抜き剤)を用意します.
 ヨードチンキを適当な容器に入れました.ちょっと薄めてありますが薄めなくても大丈夫です.

 そこにチオ硫酸ナトリウムの結晶を一粒どぼーん!

 そしてこれを軽く振って混ぜ混ぜすると・・・

 きれいに無色の溶液になります.飲まないようにしましょう.



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